先日、ハラスメント研修を行いました。
「ハラスメント」の態様は、時代と共に変化しています。
職場内ハラスメントを防止するためには、1人ひとりが時代に合わせた正しい知識を身に付けることが大切です。
「ブラック企業」や「パワハラ」と言ったワードに聞き馴染みがあるかと思いますが、
「ホワイトハラスメント」はご存知でしょうか?
ホワイトハラスメントとは
「上司が部下に全く仕事を振らない」
「残業させないために指導時間を作らない」
など、ホワイトすぎる会社であるが故に起きるハラスメントです。
上司に全く期待されていないと感じる不安がハラスメント訴えに発展することもあります。
ハラスメントへの意識が高まる風潮の中、
ハラスメントが起こらないように意識しすぎて、職場内のコミュニケーションが減少してしまうことは本末転倒になり兼ねません。
多くの種類のハラスメント因子として、
「上司、または部下とのコミュニケーションが少ない」というデータもあります。
ハラスメントを起こさないために、人間関係の構築を避けるよりも、
ハラスメントを起こさないために、
従業員全員にとって働きやすい、相談しやすい、職場風土を築いていく心掛けが大切です。
会社・管理職の人は、従業員の相談に対して、誠実に迅速に対応することが求められますし、働く全ての人に、ハラスメントの理解と、偏見や差別のない目が求められます。
自分を見つめ直し、常に新しい「気づき」を得ることは、いくつになっても続けていかなければなりませんね…!
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