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介護を思い出す日々

昨年の今頃、我が家は母の介護の真っ只中にいました。


日々寒くなる空気とともに、当時の事が思い出されます。


24時間介護の中、短時間睡眠がしみつき、

いまだに長く眠ることができません。


当然に仕事をする時間がなく、朝まで仕事をしていました。


「もう、4時になってしまった!!」

と焦って眠りについていた頃もあったのですが、

それが、5時となり、6時となり・・・

「今日は眠れなかった」という日もありました。


これが麻痺というものですね。

6時に仕事を終える日が続くと、「4時台はまだまだいける!」

と思ってしまうんです。


怖いことです。


今日は育児介護制度について宮武先生のセミナーを受講しました。

とてもわかりやすく参考になりました。


介護休業制度は最大93日を3分割して取ることが

できるわけですが、実際に体験してみると、

介護は、子どもの成長にように、しっかりとは前が見えません。


徐々に悪くなるのか、

はたまた快復があるのか、

1ヵ月後にはこれくらいになって、

2ヵ月後にはこうなるから、介護休業はここで取ろう!!


と明確になりにくいような気がします。


正直なところ

「この状態はいつまで続くのだろう」

と思ってしまっていました。

こんな風に思ってしまうこともマイナス思考で苦しむ事なるんですよね。


育児中の心のケアは「産後イライラ期」などという言葉もあり、

共有しやすい環境があるような気がします。


介護はこれからの社会課題ですね。


おむつ交換や全身清拭で腰を痛めて、動けなくなったり、

心が迷ったり、落ち込んだり

介護休業だけでなく、幅広いケアが必要だとしみじみ感じます。















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